自分の周りの命

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先日、手にした本の中に「命の重さを感じるトレーニング」と書かれた文章が目に止まり、

自分の周りの命のあるものが、
人の命はもちろんであるが、たくさん次から次と浮かんできた。

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命と考えると外部から進入するクモもそうである。
特にクモは好きでも嫌いでもないがあまり側にはいてほしくない存在である。
しかし決して殺さないようにそっと包んで「もうこないでね・・」と窓の外へ出ていただく。

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他には一番身近な植物は直接手をかけなければ枯れてしまう。
切花も毎日、花の水を取り替えることで美しさを保ち安らぎを与える。

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切花の手入れの順番は改めて決まっていないが、
きれいに茎を洗い「きれいだね」と誰かが喜ぶことで花はその命が生かされる。

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水を換える優先順位はその人により変わるが、玄関の戸を開けると同時に届く香りや心地良さに瞬間的に感動を覚え、無償の花々の働きを心で感じるようになると人は自然と水替えの優先順位が行動に現れるようだ。

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そう考えると一日が成り立つ夜勤の人々の働きも、調理をする人々のはたらきも、人も花も見えないところで働く人々のはたらきが一番尊くて大事などっしりとした基礎を築いていただけているようにさえ考えることができ働く人々へ感謝が湧き上がる。