中国の司馬温公の家訓
朝の読書から
「子孫の為に万巻の書を積んでも、子孫はそれを読まないかも知れない。子孫のために大金を残しておいても子孫はそれを守らないかも知れない。子孫をいつまでも栄えさせようと思えば、世の人々のために陰徳を積んでおくことが最も大事なことである」
☆陰徳とは人に知られないようにひそかにする善行。隠れた、よい行いのこと。辞書より
★陰徳(いんとく)あれば必ず陽報あり★
人知れずよいことを行う者には、必ず目に見えてよいことが返ってくる。
子供らに残すものは、お金や物でもなく生き方であり、誰にも言わず無言で行う奉仕の心であると・・
誰からも褒め称えられなくても天は見ているのだよ・・・
陰徳を積めば病気も災難も自然と消えて無くなるとも・・・
世の為、人の為に良いことを行う力を子孫に残す事が、生きる力、生ききる力となり、どんな困難にあっても天は見捨てることはなく、
物欲ばかりに目がいくと、次から次と求める物が増え一生満足する事のない人生を迎えてしまうのでしょう。
心の貯金をたくさん、たくさん、黙って行い心豊かに生ききりましょう。