灯火
以前、在宅介護者から「何の楽しみもない」、
『何の為に生きているのか』と投げかけられ、
自分の無力さを改めて思い知らされたが
そのようなことを、
相談業務の人々は、毎日、毎日、目の当りにし、
感じる心に、そっと蓋をしなければ生きていけない場面も多々あるのだろう。
グループホームは
ご家族を含む医療・介護のチームワークのお陰で何とか落ち着いて暮らすことが出来ているが、
在宅で暮らす本人と
何よりも
心が折れそうになっている在宅介護者の心と病む体に
税金のアップ
保険料のアップ
まだまだ
関連する年金から引かれようとする残高から考えることは
介護サービスの利用を減らすこととなり、
新たな在宅負担が増すこととなる。
やっと暮らす在宅介護者の心に、肩に、重くのしかかる。
全ては我慢の時代へ入り
我慢を強いる在宅介護者の
心が折れないような支援が同時に必要なことを痛さと共に深く知らされる。
せめて
自分等に何が出来るのか、ほんの少しでも在宅介護者等の心が癒されることを考えてみよう。