明日AM10時NHK(北海道)総合テレビ幸子さん出演
先日の認知症フォーラム(旭川)が明日9月27日NHK総合テレビ10時5分~11時まで放送されます。
出演されますのは、
・内海 久美子氏
(砂川市立病院 精神神経科 部長)
内海先生は、医師の立場から介護現場に直接出向き自ら相談に乗っている先生です。
薬の使い方など、率直な意見を伺うことができました。
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干場 功氏
・(若年認知症家族会 彩星の会、空知ひまわり 代表)
家族を代表して様々な若年性ならではの、ご家族の悩み・本人の苦しみの一歩が理解できるのでは・・と、思います。
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・コーディネーター 町永 敏雄
(NHKアナウンサー)
町永アナウンサーに当日は随分助けられました。話し方、話の引き出し方、限られた時間内での意見んを吸い上げ後のまとめ方等、大変勉強になりました。
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若年性認知症については、私達のディサービスでも職員達がチームワークを結集し対応させていただいております。
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高齢者認知症を大変と思っていた時代がありましたが、今は通所されているMさんから学ぶことばかりです。
今回の放送はエーデルワイスから、認知症の進行により上手く会話ができなくなった幸子さんの対応が放送されます。また、荻野氏の自然な取材が幸子さんの力を引き出す場面につながったようです。
ご家族の理解のもと幸子さんの人生史からヒントをいただいた幸子さんの力探しと、昔馴染みの生活の場面からの力探し等、たくさん私達が本人から学ぶ場面をいただきました。
医療ではエーデルワイスかかりつけ医のO先生や地域のお医者様等の協力があり、支えていただいております。
何でも話しやすい環境と本人、医師、家族、職員、訪問看護ステーションとの連携!介護現場は少しずつ変わりつつあります。
誰もが、馴染みの地域で暮らすことができ、本人・家族が希望できる看取りの最後のその日まで、その人らしさを探し続けていくことが大事と重度になったGH2番地からつくづく思います。
季節の変わり目を迎え年齢的、身体的にも重度になった2番地は、介護方法をほんの少しずつ変えて来ています。
現在はターミナルを迎えようとしている利用者様の一日を静かに、昔の良い思い出を髣髴していただける環境を整えようとチームで”動の時間”以外の声出しはなるべく控えめにしようと努力をさせていただいている2番地です。
今回のNHK取材から、たくさんの方からの学びがありました。何を意図していくのか、それぞれの互いの思いやりの中、今後に続く医療との連携を、より良い方向に導こうとする善意を感じる事ができました。
また、地域の皆様から、たくさんの真剣に伝える場面やいつもの気負わない係わりなど、限られた時間内から放送に至ることはできなかった場面もありますが、この町を良くしたいという前向きな、お医者様や地域の皆さんの結集の上に成り立ちましたことをご報告させていただきます。