15時5分旭川発北見行き快速列車
滝川から旭川まで4時間の空き時間があり、友人が旭川まで送ってくれました。
旭川発15時5分、旭川から北見行き。
高齢者の方や学生が次々と乗車されます。列車の窓から広い畑を見渡すと遠い幼い日の自分を思い出します。
両親が自営業の傍ら手がけた大根を中ぐらいの木で組みあげた上に、どんどん干していきます。
幼い自分は、大根の隙間を上りつめ遠くを見渡しています。
ジーゼル列車が遠軽の方へ走り去り、どのような人が乗っているのだろう・・・と、高くくみ上げた大根と共に去りゆくジーゼル列車を見ている自分を思い出します。
中学・高校と毎日通学に利用した、その列車も今はなくなりました。
平成21年は、昭和の30年代よりも交通(バス・列車)は不便になりました。母方の祖母は大正時代、列車を引くのに労を費やしました。
バス・列車は車を持たない人や雪の多い北海道は路上の安全が確保されないために長距離の運転を控える時期が何ヶ月もあります。
高齢者や障害者は何とか自立し生活をしています。日々細々と生活している国民の生活を支えるものまで一律の収益優先の検討は控えてもらいたいものです。
白滝付近