オホーツク海の恵みと樺太
ある方から大きな”そい”の魚をいただきました。
オホーツク海には、まだまだこんなにすばらしい恵みがあるのですね。
獲れたての魚の尻尾が上がっているのを見るのは何年ぶりでしょう。
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子供の頃には木箱にさまざまな魚が入り混じり、
魚を手にして喜んでいた自分が浮かびます。
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デイサービスも無かった時代、
亡き祖母の友人等がお茶をのみ漬物を茶菓子代わりにしながらも
何度も話題にしていたのは、
樺太の大きなホタテや大きな昆布、あきあじ等の海の幸でありました。
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社会人になった後輩の母親も子供の頃に樺太からの引き上げで、
何度も同じような話を聞かされていたそうです。
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このように聞かされていた子供や孫等が少なくなったり
記憶から消えてしまったりと
後世の人々に説明のつく対応が必要だったのだと、
見事な1本の”そい”の魚から教えられた思いであります。