すばらしい日

  CIMG4510.JPG  

 

 

高齢者の延命措置が
真摯に取り組むべき方向へと導かれそうです。

 

介護現場では、
認知症を患う方でも伺える方には元気な頃に、
お彼岸などの話題から
最後のときの場所や
体に器具をつけることなど明るく話す場面があり、

 

 

 

CIMG8142.JPG

 

 

 

そのときの意思表示を
誰が、いつ、どのような場面で聞き取り、
そのときの本人の精神状態はどのようだったのかを、
記録にとらせていただき、
代弁者としてご家族に伝えさせていただいております。

 

 

 

 

CIMG8143.JPG

 

 

 

 

医師の皆さんが
高齢者の終末期のガイドラインを示していただき
高齢者の最後の人生の質を検討していただける場面となり
多くの、懸命に働き続けた高齢者らの最後に
穏やかな幕引きが訪れるようにさえ思われます。

 

 

介護現場では、
本人がやり残したことがないか、

歩まれた人生から考えさせていただき、
ご家族には心残りが無いか、
何度も何度も、

見送る家族から話しを傾聴させていただく場面が多々あります。

 

 

 

 

CIMG4511.JPG

 

 

 

 

今後の在宅における終末期の支援には、
在宅介護者へのレスパイトケア等での
デイサービス等の支援が必要であり、
急変時には
終末期の主治医の判断による

介護保険サービスと併用できる
医療の訪問看護も必要と考えます。

 

 

 

CIMG4513.JPG

 

 

 

欧米では
終末期デイケアもあり
プログラムが用意されているといいます。
まさに日本における癌を患う人々への介護保険利用との整合性も出てきます。

わざわざ、箱物をつくるのではなく
今、利用中の少人数のデイサービス等の資源を使う制度に導いていただけると

 

 

 

CIMG4512.JPG

 

 

 

老・老介護でも何とかチームによる支援で
住み慣れた我が家で終末期ケアが可能となるように思われ、
心ある人々の英断を待ち望むばかりであります。

 

小学生のときに祖母が自宅で「みんな福しくなれよー」と子供や孫等に囲まれ
最後の言葉を残し逝った場面が今でも浮かんできます。

前の記事

ひと休み