通夜からの思い

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先日91才で亡くなりました入居者様の通夜に参列させていただきました。

 

 

 

故人の人となりをお話しするお坊様から、まだまだご本人を知らない私達がいたのだと、考え深いものがありました。

 

 

 

 

91才の故人が青年の頃、札幌の機械の学校へ行ったことなど、全く知るよしもなく情報の聞き取り不備を感じました。

 

 

 

 

その情報を知ることにより、もっと深く人生に彩りを与えることができたのではないかと・・・通夜の場において、人生の中でも一番良い時代を知ることができなかったことを悔やみながら最後に改めて手を合わさせていただきました。

 

 

 

 

 

情報は大事にしなければいけませんが、人生の節目となったポジティブな情報は人生の最終の場において本人が忘れていることを、少しの援助でもう一度思い出していただき若い頃のストーリーに導くことができるのです。

 

 

 

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そのような気持ちで就寝時に、読み合わせた致知に永平寺の指導的お立場の宮崎禅師のことが書かれておりました。

 

 

 

 

 

修行僧は朝の3時30分起床でありますが、禅師はそれより早く朝の2時か2時30分には起床され他の雲水が座禅を始める1時間前にはもう座っていらっしゃったとありました。

 

 

 

 

7年ほど前に暑い季節に尋ねた永平寺でしたが、そこに立ちそびえる木々でさえ凛とし、静寂の中にも空気が張りつめた瞬間を味わった思いが蘇りました。

 

 

 

 

通夜の教えから、日頃の自分への振り返りと、これからの利用者様達への気づきへと発展させていただきました。ありがとうございました。合掌

 

 

 

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16才頑張っています。

エーデルワイス デイサービス

今の自分が、感じたままの言葉です。

 

小   川・・・「心に勇ある時は悔やむことなし」失敗を恐れずに利用者様に対して誠実に一生懸命頑張っていきたいです。

 

 

 

 

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