唐招提寺1200年の謎

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先日の放映から楽しみにしていた唐招提寺1200年の謎を、ビデオから先程見終えることができた。

 

 

 

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仏像が大好きと言いながら歴史も知らずに拝観していたことを恥ずかしく思う。

 

 

 

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仏像は、拝む物でありその仏像にどれほどの人々が手を合わせ救われて来たのだろうと思うと、人々の苦しみを救ってきた仏像に対する思いは自然と沸き起こることができたが、

 

 

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塾長より、一木に祈りをこめならが一彫する毎に手を合わせ彫り上げた仏師を想い参拝することが大事と聞いても、

 

 

 

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仏像をどのような時代にどのような仏師が彫り上げたのだろうと思う事は雑念のように思った事と、今まで仏像と出合ったことがすべて否定されるような想いが強く素直に聞き入れる自分ではなかった。

 

 

 

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しかし、唐の仏師が彫られたという仏像を鑑真の弟子である如宝は、

 

 

 

 

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仏師は外見だけではなく仏像の中に御仏様を込めて内面を彫る。精魂込めて彫り、御仏様を宿す。厳しい修行を積んだ仏師の為せる技であると。

 

 

 

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日々、見える物だけが全てではない。中に宿ったものに触れることができるのは、見る側の修行が必要であること。

内面にこもったものを見る者は、見る側にも修行が必要・・・

 

 

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日頃の何だか、しっくりいかなかった自分との正面からの対決と、まだまだ修行が足りないことを知った自分、素直でない自分の振り返り、そして自分がこれから為すべき事を考える時間を唐招提寺1200年の謎からいただいた。

 

感謝。

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