グループホーム現場
一人でお部屋にいる時間が多い人をご近所の集まりの場へ
自分の意思で参加していただくには、チーム全体での取り組みが必要となります。
興味がもてない何もすることがない場面では、
昔のネガティブな場面が今の出来事のように湧き上がり混乱した状態となることがあります。
現場で話し合い後、
日も長くなってきましたので
スタッフも知らない昭和の歌をネットで引き出し
皆さんと共に夕食前の嚥下訓練の一環として支援させていただいております。
ここでスタッフには歌の伝授です。
嚥下訓練が難しい方もおりますが、
昔の良き想い出の歌なら想い出をたどるように口ずさみ、
肺活量も減少気味のKさんも「ソーラン渡り鳥」をビブラートをつけながら唄っていただけます。
先日から会話が成り立つようになったSさんも目を大きく開け、意思疎通は今日も開通です。
ポジティブな刺激は食欲と舌のスムーズな使い方へと変化していただけました。