すごいです!。日本昔話から自ら表紙を書いていただきました。
認知症高齢者が好む日本昔話、
毎日のご利用者にあった日本の昔話を集めました。
高齢者を主体にした読み聞かせの本を求めましたが、なかなかありません。
そこで、まず聞き覚えや過去に子供等に読んだ本等から勘案し、
昔ながらの日本の昔話に取り組みました。
日本の昔話は話の筋がしっかりあり、子供も大人も満足がいくものです。
各事業所に読み方の指導も行いました。
認知症の人が耳で聞いて頭で考え、つくりだした映像を動かすのです。
声色は使わず、ゆっくり、ゆっくり心を込めてお話をする。
ドイツのグリム兄弟の話も人間の゛さま゛が現われ、
人生を生き抜いてきた高齢者にはぴったりはまることでしょう。
しかし、しばらくは認知症高齢者が好んだものから
評価を行い次のステップにいければ良いと考えます。
早速取り組んでいただいた事業所からの報告が届き、
ご利用者さんから大きな励みをいただきました。
ありがとうございます。
★★★現場から★★★
朗読ではゆっくりと話し、そのストーリーが思い描ける様に
心をこめて抑揚を付けてお話ししました。
皆さん大変集中され、普段不穏な方も無言でじっと
聞き入れて頂き最後に一言「とても良かったよ」と言って頂きました。
(日本 むかし話し)の製本に利用者さん絵を描いてくれました。
オンネナイ 原野 加藤