リスクを回避するデイサービス送迎時の連携と連絡ノートはご利用者も 介護者も互いを守るべきものとなります。

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グループホーム入居中のOさんは春のきざしと共にまるで冬眠から目覚めてきているようです。

 

傾眠から言葉を発することも少なく食事や水分摂取が困難だったOさんですが、

医師への相談から

痙攣発作の薬や皮膚掻痒の一部の薬の見直しにより

体の傾きの減少や覚醒している目が生き生きと輝き自ら外に視線を送る働きとなっています。

 

 

 

 

 

 

介護の気づきと看護への連携、

看護から医療へと、どの一つの働きが欠けてもプロとしての役割をお届けすることはできません。

 

 

 

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デイサービスにおいても同様で

お迎え時の「健康に変化は無いですよー」と

ご本人や家族様からの情報の確認から「いってきまーす」と玄関の戸を閉め、

 

 

乗車時に足を上げようとすると表情をゆがめたり、

いつもと違う足上げの動作や腰の痛みからプロの介護者はその時点でどのような働きをするのか、

 

 

 

 

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お迎時の健康不調の確認から、

 

ご本人を中心とする聴き取りから、その場でもう一度家族様に報告し情報の共有や

 

受診や利用の可否を伺うことができ共通の新しい課題となります。

 

 

 

 

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デイ終了送り時には、看護・介護の記録から、

連絡ノートの活用により、

次にどのような支援が必要なのかを判断する材料となり

家族様や担当ケアマネとの調整が必要になります。

 

 

 

どのような連絡ノート内容が在宅へ届いているのか不明な管理は、ご本人・家族様の不信感を募らせます。

 

 

 

 

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送迎時には、

・どのような確認が必要で、

・どのような連携がなされたのか、

 

・手渡す連絡ノートには、その日の課題からの内容に沿ってそれぞれが担当し記載してあるのか、

 

確認・報告・相談・連携は、ご利用者を守ると共に、自分等を守ることと同様となるのです。

 

 

 

 

☆☆

 

厳しいようですが、これは一般の常識の視点でもあります。

 

しかし、誰にでも失敗はあります。

今の悩みが大きいほど今後の大きな宝となるものでもあります。

 

がんばれ!!