在宅介護者の集い
昨日は、通所に通われている認知症の人々を介護しているご家族の集いを行いました。
家族支援は、送迎時や相談員を通して日頃行っているつもりでしたが、
まだまだ、力不足なのだと介護する関係者等が肝に銘じた貴重な時間となりました。
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内閣府政策統括官(共生社会政策担当)の委託研究の一環として、一般社団法人
中央調査社が学識経験者の協力を得て実施した
「高齢者の健康に関する意識調査」結果では、
●自宅で最期を迎えることを希望する人は
54.6%《男性62.4%、女性48.2%)
●配偶者を自宅で最期を迎えさせてあげたい人は
57.7%(男性59.9%、女性55.3%)
●自分が延命治療を受けたい人は、
5.1%だが、家族に延命治療を受けさせたい人は14.7%。
●行政に力を入れて欲しい健康管理は認知症が36.0%。
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昨日の集いでも、
在宅介護者様のコミュニケーションを主とし、
語っていただくことを重点とさせていただきましたが、
時間は尽きなく、
参加者の訴えは他の家族の訴えと同様であり
改めて認知症は「病気なんだ」と
納得の行く時間となった参加者もいらっしゃいました。
ケアの充実は通所時だけではなく、
在宅介護者負担軽減につながる必要性も十分に把握する時間となり、
ケアマネも参加する集団サービス担当者会議となりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
家族支援の大事さは、
各々の在宅介護における生活改善を目標とする工夫を届け
更に評価することが在宅継続と在宅においての尊厳あるケアに結びつくものと考えます。
家族の集い3回目は
未参加の方の配慮も行い9月24日(火)とさせていただきます。
ご担当のケアマネさんも、都合がつきましたら参加できますようお願い申し上げます。
現場での学びほど強い学びは無いと考えます。
詳しくは後ほどご連絡をさせていただきます。