自立と自律
人との交流を苦手とする20代の若者の指導に現場のリーダー始め、
経験者等の皆が若者に理解できる言葉を届けようと
経験者にリーダーが指導し、
指導された経験者が再び指導し
互いに磨きあう場面に、
★《昨日の本人報告一部から》
歌った後で利用者様が「こんなに上手かったらのど自慢優勝できるね」、
「レコード大賞とれるね」などと仰られ非常に盛り上がりました。
と・・・・
ご利用者から、
我が子を育てるように人生の先輩として若者に
「何とか頑張れ!」とエールを送っていただいています。
祖母に育てられ、祖母からしつけや厳しさを頂き共に暮らしていた彼の祖母が先日、亡くなりました。
しかし、人生の先輩等が彼の祖母の代わりのようにあれこれと指導をしていただき、
病気であっても力を発揮する場面は、
何でもできる介護者ばかりが揃う環境がベストではないことを思うと同時に、
人は独りでは生きてはいけず
“誰かを支え誰かに支えられ共に生きることができる”ことを教えていただけます。
病気であっても、寝たきりであっても
残された機能を無意識に相手を思い(目標)駆使する自立と、
自ら湧き出る律する心、
介護保険がいかようにも変っても大事な視点だと考えます。