すずめと回覧板(ハザードマップ大雨)
窓辺から光がほんのりと射し込み
窓を開けると
瞬間、畑からの青しそやトマト、きゅうり、ナスや
心配になるほどグングンと伸びたほうの木々等の香りが
新鮮な空気と共に舞い込み、
昨夕、ベランダに置いたご飯粒の残りを
すずめが何度も代わる代わる訪れ
しばらくすると
いつもはカラスが陣取っているお隣の
太陽光の管の上に5羽ほど集まり
羽繕いを行っている。
何ともゆったりと空気が流れている。
しかし、日本列島急激に降り込む雨が多くなり
昨日は回覧板で我が家近くの小町川ハザードマップが届いた。
洪水浸水想定区域の色分けも行っている。
江戸時代後期の二宮尊徳の歴史文中にも
酒匂川の氾濫や冷害が繰り返し起こっている。
当時その災害対策も自然を活かしたものも見られている。
津波から守る防潮堤があるように
大きく広げた川幅でも度重なる急激な気候の変化は
川の氾濫を守る新たな整備が必要なサイクルの時期が来たのかと
介護ばかりではない消費税の使い道を何気なく考える場面となったが
相手の財布の中身を検討しているようで
何だか変かなと、ふと笑みがこぼれた。
音もなく香もなく常に天地は書かざる経をくりかえしつつ
二宮尊徳