認知症対応型デイサービスの使い方

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認知症になっても全てを失うわけではなく、

早めの受診と早めの病気への介護対応で進行を遅くする事ができるのです。

 

 

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先日から認知症対応型デイサービスへ通われたAさんは、

明るく行動力もあり会話も巧みで、

「ここなら大丈夫・・」と感じていただけたのでしょうか、

Aさんは人とのふれあいを、

お部屋でも畑でも嬉しさをおもいっきり表出することができました。

 

 

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人とのコミュニケーションで

・無視をされる

・嫌なことを言われた

・病気を理解できない人等の目線が刺さる!

 

●このように抱いた感情もしっかり残り、

帰宅されてももんもんとした感情が襲います。

 

 

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嬉しい!

いい人だ

話を最後まで聞いてくれた

「ここは自分の家ではないが、悪いところではないようだ」

「もう少しここにいてもいいか・・」

「あー自分のことも何だかしっているようだなー・・」と、

記憶は忘れても感情が残り更に良き感情が積み重なると

 

 

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「ここの人等は良い人達だ」と同じ通所仲間を感じ取ったAさんは、

その日はたっぷり笑顔の感情を出され、

帰宅する前には夜間の安定の為にクールダウンをおこないました。

 

 

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翌日の様子は『何事も無くすやすやと良眠をされた』との家族様からの話に

スタッフ一同「良かった・良かった」と安堵し初回通所がここで終了です。

 

 

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周りに気兼ねをしながらの参加は自分に置き換え考えても長続きはしませんね。

 

認知症だからではなく、

認知症の人だからこそ、心のままに感情表現ができる場が必要なのですね。

 

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介護者から見ての

良い感情、

悪い感情には必ず意味がありますね。

 

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悪い場面での記録はどこでも見受けますが、

良い感情を抱かれた場面こそ、

どのような環境が適していたのか

周りの人々、気があった仲間、

スタッフ等を記録に残し分析から次回につなげることが最も大事です。

 

 

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『人』が一番の環境ですから・・

プロの介護者には自分と向き合う良き時間となります。

 

 

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ご家族は、プロをどんどん頼り、相談し、愚痴を腹いっぱい聞いてもらい、

自分だけの時間も大切に、

仕事も辞めず、

ときには夜の宴会の場へも出かけていき、

自宅では手抜きをする事をお勧めします。

 

それが認知症対応型デイサービスであると自分は思います。