サービスの質・所帯を持たせること・案じる事

認知症介護実践研修生を

遠方からもごく少人数で受け入れさせていただいている。

先日の研修生は公的機関から民間へ変り、

今まで行えなかったサービスの質の向上を目標に

 

『帰ったらサービス担当者会議で職員に伝えたい」と学んだ事から伝える事へと

行動手順が彼女の脳裏にはっきりと把握されていた。

 

 

 

上司の役割として研修に出す人材を選出することから、

すでに研修効果は始まっているのだろう。

 

 

昨日、ある記者からの1本の電話から頭の中でぐるぐる瞑想する時間をいただいた。

そうか、そうか・・このようなことかと

『お金を考えないからなー」といつも部長から言われているが

 

 

3%の税率アップは、研修を出す費用の捻出にも苦労しそうであり、

今後は、数多い研修であるが

ますます研修効果の高いものが求められるものなのか・・とも思えてくる。

 

 

 

 

 

しかし、経営の視点からばかりではなく

利用する側の視点から見ると、

懐からどんどん飛んでいくお金を考えると

利用する人、支払う人、支払いのお金は年金で賄えるのだろうかと・・

余計な心配がめぐってくる。

 

 

 

 

また、一方では、

「早く一人前にならないと家族を養えないよ!」と男性スタッフに

“はっぱ”をかけ、

『ボーナスの支給からの取り分を多く引き寄せるんだよ』と

結婚や家族を持つ事を案じる場面など、

 

 

 

やっぱり一円でも安価な食材を求めることや

直接農家からの規格外のしっかり味のある元気な野菜の購入など、

経営努力の継続・・・

 

 

 

しかしながら、

・・・しかしながらである

 

何と言っても目の前のご利用者にポイントをあてた

豪華な建物でもない、

 

資格を身に付けた人間ばかりでもない

 

高価な食材でなくても

心のこもった

あったか〜な、

ほっとする食事が心を癒し

 

安心して身を委ねることができる空間を支援する事になるのだろうなーと

最後のまとめはやっぱり、ここに落ち着いた。