一瞬遅からず早からず
この秋の風景、
りんご園、
来年も再来年も・・と、
いつまでも続くとは限らない。
その人だけに決められた限りある命の中で、
一瞬遅からず早からず
その人生に登場させていただいたと思うと
その人のドラマの展開のシナリオに関わる側からわずかの展開の希望が見えてくる。
充実した人生の集大成をもっと高めようとする時間であったり
苦労された人生にやすらぎと喜びの時間の展開であるなど、
介護する人々はある意味、
大変おこがましいが
人生というシナリオに新たな喜びの色をつけていくことができる脚本家と
現場で生活に寄り添い共に生きる介護職だけの特権であるようにも思えてくる。
個別の人生の中に自分等はどのように登場するのだろうと思うと
何だかワクワクしてくる。
介護はやっぱり素晴らしい仕事である。