故郷
昨日は、会議出席の為の出張から充実した時間をいただきました。
限界集落で地域つくりをしている人々の意見は、
切実であり、
しかし、その中であらゆるものを取り去ると、
本当の大事さが見えてきます。
集落を離れた子供らは老いた親を引き取りますが、
その時には湧きえなかった感情は、
年を増すごとに寂しさとなり
生まれ育った故郷が無くなることは
ことばでは言い表せない感情となって襲ってくるのでしょう。
人は水に親しみ
その地の空気を吸い
大地のエネルギーをいただき育ちました。
故郷で生かされ
生きる為の財産をいただいていたことに気づくのは、
失くしたときに湧き上がるものなのかもしれません。