丁寧な介護を目指そう(勉強会とクリスマス会)
事例検討会とクリスマス会
昨夕は、雪も一段落となり
落ち着いた中で事例検討会を開催できました。
プライバシーに配慮した事例検討は、
一瞬誰のことか不明となります。
まっさらな気持ちで互いが検討に入ります。
現場の周辺症状のある方の事例から、
なぜ、落ち着かないのだろう・・と、あらゆる場面から考えます。
発表者(介護者)が、どれだけその人をとらえているのか、
事例検討は発表するその人が、
個別のその人自身を知らなければ解決に導くことはできません。
困難事例の多くは、その人を知らずして介護してる場面がどこでも多く感じる場面となります。
例えば
音楽が好きなAさんです。と情報が上がっても、
・どのような音楽のジャンルなのか
・歌謡曲であれば、誰のどの歌が一番好きなのか・・?
・表情が良くなる、その歌にまつわる思い出は何があるのだろう。
・どこで聞いたのだろう
・側にだれがいたのだろう、
・その歌がかかるとAさんから、どのような言葉が表現されるのだろう。
・その良き表情からの夜の眠りはどのようなのだろう・・と追跡を始めます。
※刺激が入りすぎると夜の不眠につながる危険性もあります。
入りすぎた刺激はクールダウンすることも必要です。
支援が空回りする場面では、丁寧に今一度シートを使い導きます。
現場での支援は根拠があっての支援が求められ、
医療の支援が変わった場面では、
その変化を介護現場から医療へ届けることがよりよい連携となります。
より良い介護は考える事から始まります。
偶然の介護は安定した支援にはなりません。
終了後は、今年度勉強会4名へ皆勤賞の授与であります。
学びは、より良い支援への近道です。
クリスマスプレゼント交換も楽しく終了しました。
今年も残すところわずかです。
これで良いのか、
もっと支援する事があるのではないのか、
何よりも、このサービスを自分や家族に受けさせたいと思うだろうか?
今日の自分から始まる支援は誰よりもいち早く自分へ戻り、
一日の仕事からの充実感が違ってきます。
その人の笑顔と穏やかな表情がより良い介護の一番のバロメーターです。