一人暮らしの増加と介護保険
2030年には高齢者の一人暮らしが4割に増すというデーターが日本の世帯数将来推計で分かりました。(12月19日北海道新聞より)
30年には道内は40.9%と高く、最も高いのは秋田で49.8%と全世帯のほぼ半数が高齢世帯となります。
これは、一人暮らしの増加や世帯員数の減少などについて「非婚化・晩婚化」が進み、夫・妻と死別した高齢者が子供と暮らさなくなっていることも大きいと分析しています。
介護保険が、軽度から使えるようになると、
1.様々な人との出会いの場の提供となる。
2.閉じこもりを防止する。
3.体を使う。
4.認知症の進行を抑制する。
5.栄養が確保される状況を提供できる。
6.チームでケアをする事により、その人独自のネットワークができる。
町内会組織や、ボランテイアの組織があることは、インフォーマルなサービスも加わるのですから、元気な今から組織つくりをする事は自分の為に行うことでもあるのです。
介護保険の認定項目は、10月より介護保険が更に使いやすくなったイメージが現れていますが、これは、元に戻っただけなのですから12月の検証結果がどのように出てくるのか国民目線の検証も大事なことです。
「コンピュータプログラム改編」により、どこにお金が流れていくのか、そのたびに介護支援専門員の業務は煩雑になり、その業務分は利用者との関わりが減少されているように思うと、いい加減な改正は止めていただきたいものです。
一人暮らしの老人や障害者、心の病気の人々が暮らしやすい地域をつくるのには、どうしたら良いのか、
認知症実践者研修・リーダー研修・更には現在受講中のコーデイネーター養成研修を受けている受講生達が地域で、どんどん論じネットワーク活動を行っていくことも大事なことです。
行政からの指示を待つのではなく、まず地域への感謝への一歩を踏み出し自分から流れを発信していきましょう。
今日は昨日に引き続き、4 回目のコーディネーター研修があります。