歴史を読む
以前、語りの学びの場で「人は一生の間に読む本の数は限られる。
せめて古典的な語り継がれる本を読もう」と、その時「なるほど」と素直に入った言葉を思い出す。
このたび、2冊の本をお借りし同時進行で読ませていただいた。
本は読む場所、読む時間、読み手の心の有り様で、いかようにも変化する。
特に歴史は著者を媒体として、読み手に伝えた内容は読み手の在り方で更に変化して残されていく。
お借りした本は、「聖徳太子の歴史を読む」「光明皇后」の2冊である。
きっかけは悲田院であり、様々な人達の名前が現れてきたために年代等を調べてみたくなった為でもある。
今の時点での理解では悲田院は1カ所ではなく、今の大阪、奈良と年代違い、また同時進行であったようである。
悲田院から「聖徳太子の十七条憲法の理念」「和の理念」に触れさせていただいたことはありがたい。