教科書はあくまでも基本、行動データーから組み立てる介護現場支援!

現場では、


BPSD(認知症行動心理症状)から、

デイ帰宅後に

夜半自宅玄関の鍵を目線の届かない位置であっても

何個も簡単にあける力や、

ある程度、決まった行動パターンからの帰宅困難など、

認知症の進行と共に

複雑な行動パターンが把握され、

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ご利用時にいただいたデーターから、

その人の介護支援を途中で変更する場面が多くあります。

その為には

現場の介護者等には根拠となるしっかりとしたエビデンスを基に、

支援内容を今一度、何度も何度も家族も含めたチームで組み立てることが求められています。

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病状は進行と共に複雑な行動を引き起こし、

教科書通りにはいかない行動データーから

やはり100人の認知症の人には100通りの介護支援が必要なことを思い知らされます。

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その為には、

その人のもともとの性格や家族関係、

解決できていない出来事を今もなお抱えていないか、

その人にとって良き方向を探る現場ならではの対応や

家族・地域包括・ケアマネ・認知症対応型専門のデイサービスの緻密な連携が必要であり、

複雑な進行を表す人への対応は本人支援が一番ですが、

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忘れてはならないのは

在宅介護者を

最後まで守り抜く気概と、

地域も含む周りの人々の“優しい目線”と

心からの「ごくろうさんだね・がんばっているね・できること言ってよ」の

いたわりの応援が一番の力となります。

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あなただったら勤務した後、親の介護へと入ることが出来ますか・・?

また、プロは介護が出来ても

親の介護が思うようにできないことがあってあたりまえなのですよ。

周りの優しい目線が、その人と家族の人生を支える働きとなります。