在宅介護者様と便秘の解消支援

在宅で介護されている家族様にとっては、

便秘の解消が上手く行かないと

本人がイライラしたり怒りっぽくなる事や、

ときには、服薬からの急激な作用により

布団やシーツの取り替え、

清拭へと大変な重労働となり

度重なることで在宅生活継続が危ぶまれる場面となることもあります。

朝の迎え時に、

便秘が〇日、続いていると話していただくと、

次回から、車に乗る前に水分を多めに取っていただくことで、

車の振動が腸の運動を刺激する事や、

当日の介護現場ではデイ利用中に何とか解消を図ろうと連携が始まります。

また、支援中におならが出る事で、

下まで降りてきている信号とよみます。

その後の支援は、

食物繊維の多い食べ物も計画的に取り入れたり、

入浴中に「の」の字をご自身でもできるように一緒に真似をしていただくように行います。

マッサージの場面では優しくしていただくので痛みは伴いません。

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現場では、

精神面の混乱がある場面では、

第一に「便秘は」と合言葉のように確認し合います。

介護現場連携からの成功の積み重ねは家族様との信頼関係も高まり

チーム力を高めていきます。

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昼食メニュー

ナポリタン・ロール白菜シチュー

長芋のソテー、野菜サラダ、果物

****デイサービス エーデルワイス管理者報告より***

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本日スポット利用されております〇〇様です。

ご家族様より排便が3日間確認できていないと

お話しがあり、

デイ到着後、

温かい飲み物支援や、

腸の運動を促進させる為、

腰やお腹に温湿布を実施し、

軽くマッサージをすると、

穏やかに

午後より排便を確認する事が出来ました。

帰宅時ご家族様へ報告させて頂き、「よかった・・・」と安堵の表情が伺えました。

報告者 管理者 高橋