成長を発見する先輩の努力

昨日の配信されてきた本の紹介見出しから

「仕事の仕方・流儀」等について目に留まるものがあった。

思い起こすと、

よく父親が「仕事のやりかたを盗め」と若い人等に言っていたが、

これは品物を盗むわけではなく、

その人が仕事に励む様子、

笑顔

話す間、伝えることばのイントネーション等

見たり、聞いたりし技を盗むことも浮かんでくる。

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(希望者による先生に教えていただく習字)

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7月勉強会でも「先輩のようになりたい」という希望が出ていたが

これは「まね」から入り

「~になりたい」という希望もセットになっている。

〇君は、コミュニケーションは流暢ではないが、

しかし、

ご利用者に叱られても、

寡黙にじっと耐えている〇君であり、

「だいじょうぶかい」と聞いても

「いえ、自分に責任がありますから」と自分ながらの評価をし、次に活かそうとしている。

そんな〇君が先日作成したスープの旨さに驚いた。

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(家庭の味、朝食一部より)

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何とも味が深く、ちょっぴりどこかで辛く、

暑い夏の朝一番のサンドイッチにはピッタリの味である。

一杯のスープから、〇君が仕事に対する努力を垣間見る事が出来た。

今や教える事が基本のようであるが

基本指導の時間が過ぎると

多くの新人は、技を盗むことの手順を自ら希望するようになり、

その1ミリでも成長した姿の発見に目を見開くことも先輩の努力が必要なのだと思えてくる。

がんばれ〇君!!

フレーフレー〇君!!