志をもった面接者
人は知らず知らずの間に、誰もが同じ目線で観る癖がついてしまい同じ目線でいることにより
安心という中身の無いものに包まれてしまっている。
会社を設立するときの思い、
人を雇い入れるときの思い。
今よりももっと、もっと熱い思いを持っていたように思う。
慣れは怖ろしく、自分を厳しい視点におかなければ人を見極める目線までもが錆び付いてくる。
しかし、それを払拭するような面接があった。
16才、
面接から16才を育てる事により「どんなときにも負けない心の強さと、心配りができる人間に育てよう」と体内から人間育成ホルモンが活性化されてきた思いである。
両親を含めた2度の面接と「これからの介護に対する思い、高校中退する事による両親への詫び」
「文章と言うより、作文を書いてください」とお願いした経緯があるが、提出された内要は
高卒よりも大卒にも負けないぐらいの面接に至までの悩み苦しんだ形跡が描かれ、心に「ずしん」と入ってきた。
介護への思いは彼女のこれからの理念へと発展する。
どうやら16才によって私の人生も大きくかわるような気がする。
時間をかけてゆっくり手元で、ご両親と共に育てさせていただくこととした。
16才は5年で21才なのだから・・・