本日の 市民フォーラムのご案内  

【開催趣旨】
テーマ:ご家族の「もしもの時」を考える -人生の最終段階における治療の選択-
「病気で倒れてしまったとき、助かる見込みがなければ積極的な延命治療はしないでほしい」、「自分 の代わりに治療について決めて欲しい人がいる」、「病院ではなく家族と一緒に自宅で最期を迎えたい」 など、急な病気や人生の最終段階の時、ご家族や周囲の人が困惑せず、自分の気持ちを尊重した治療 を選んでくれるでしょうか。それには事前にその要望を準備しておくことが大切です。平成 25 年 3 月に 実施された「人生の最終段階における医療に関する意識調査」で、人生の最終段階における医療について家族と話し合ったことが無い国民の割合は半数以上の 55.9%でした。

【開催趣旨】

近年欧米豪などでは、将来へ向け早い段階からその人が望む医療やケアの目標や願いを明らかに する対話の取り組みが病院などで実施されるようになりました。我が国でも昨年度「人生の最終段階における医療体制整備事業」が始まり、全国で10ヶ所の医療機関がこの事業を実施しました。今回、北海道で唯一この事業に取り組んだ札幌の西岡病院の医療ソーシャルワーカーより、病院内での支援、体制づくりや地域住民の皆さんへの啓発活動などについてご講演いただきます。
また講演の後、「人生の最終段階におけるご家族の『もしもの時』を考える」をテーマに、脳卒中などの救急医療現場における課題や、介護スタッフとご家族が治療の選択について話し合い、看取りを経験した方からお話しを伺い、人生の最終段階におけるご本人やご家族への支援、医療・介護スタッフが取り
組むべきことについて考えます。多くの皆様のご来場をお待ちしています。(実施計画書より)


日時 平成 27 年 8 月 22 日(土曜日)午後 2 時 00 分より午後 4 時 00 分まで
場所 北見芸術文化ホール 中ホール (定員 400 名)
主催 北見市医療福祉情報連携協議会
後援 北見医師会 国立大学法人北見工業大学 北網地域リハビリテーション推進会議
対象 北見地域の住民及び医療介護関係者
無料