多くの仕事から見つけ出す自分の価値観

認知症や病気が進行しても

お口から食べることができる楽しみは生きる力となります。

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(高齢になると朝食が一番おいしく食べれます。)

新たな病気の発症から

普通食、

きざみ食、

ペースト食へと変更となりましたが、

一品ずつペースト状にすることで、

人参のうま味、

長天のうま味、

大根のうま味

昆布のうま味を味わうことで、

食からの満足感を高め

心の安定へと誘導させていただく事が出来ます。

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(具だくさんの味噌汁と肉じゃが最低5品以上が目標)

残念ながら完治する病気ではなく、

いつまでお口から摂取できるのかは不明でありますが、

ご縁のあったその人が、

好んで

食の支援をさせていただくこと、

排泄の確認がしっかりあること、

好みのお茶や、牛乳、ジュースを飲んでいただき、

『うまかったな!」と微笑むその人への支援は、

一日、

一日、

その人の灯された“命のろうそく”と

向き合っているのだと思えてくると

後悔のしない介護へ結びついているように思われます。

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(朝食手づくり家庭の味)

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(栄養から認知症進行防止へ)

世の中には、

多くの仕事がありますが、

何が一番大事なのかを優先する順位はその人の価値観で大きく変わりますね。