認知症の人の心を知ろう
「忘れるようになったんだ・・
ここに来てよかった、
本当に良かった、
いい人ばかりだ・・」
忘れる病気の辛さは、
本人にしかわからない。
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どうしてこうなったんだろう
自分は、これからどうなるんだろう・・
頭の中は、
心配な事ばかりが押し寄せてくる。
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「夢の中にいるのだろう
目を覚ましてくれよ・・」と
切ない気持ちで
心の中に届くように声を強めに届けると、
認知症の人の心にも、
家族の心にも
冷たい風が吹き抜け
悲しく寂しく
心をますます閉ざし、
感情の叫びだけを家族へ届けてしまう。
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早期の診断、
早期の治療、
そして
服薬からの変化や疑問を
看護師さんや、医療相談員等に
早期のうちに相談することでより強固な信頼関係が増す誘因となる。
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家族の他にサポート支援が入ると、
力を残し
微笑みながら暮らす事が出来る。
笑顔を引き出す生活は、
認知症の人も家族も心がほんのりあたたかくなる。