太陽

オホーツク海の海沿いの町に

大きな太陽が昇りはじめました。

われ先にと

競争するかのように漁船が勢いよく出て行きます。

昔から変わらず

昇る太陽も

船出も

その光景は続いているのでしょう。

*

漁ができること、

牛を飼い乳を搾ることが出来ること、

それぞれの人々にとっては普通の暮らしであることですが、

一昔前の人々には、

はっか栽培が当たり前ではなくなる時期が到来してしまいました。

*

守ることの大事さ、

守り抜くことの大事さ

そこには共通するのは自然ではなく“人”であります。