肉親に言葉を残していくこと

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管理者の祖母が急に亡くなり、

予期せぬ別れが突然襲い

「兄妹等が、どこにも気持ちのやり場がない」と

祖母との深かった縁から

悲しさと苦しさの葛藤の中から知らせをいただいた。

人はこの世に一人で生まれ

逝く時にも

どのような人でも最期は一人で旅立つ定めであるが、

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先日、

身内の女の子が

グループ内で

仲間から離れ独りになっているという。

いつもより笑顔であることがより寂しさを増すような様子である。

いつの時代も、

人との関係の中では

学生であっても

ママ友やサークルの仲間であっても

宗教のなかであっても

老人クラブであっても

どこでもあることであるが、

免疫のない子供にとっては大変なことである。

独りでいることの大切な”時”を知ってもらいたく、

仲間でいると楽しいこともあるけれど、

その輪の中で

また、別な人が孤独になる人がいること、

会う密度が深ければ深いほど多く表面化してくることもあること、

完全な人はいないこと、

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好きな本を読む時間も

聞きたい音楽を聴く時間も

ボーっと考える時間も

映画を見る時間も

誰かの影響を受けることなく

束縛されることなく

独りの時間を楽しむ癖をつけようと

独りの時間と友達との時間を楽しむバランスを考えてみては・・と。

「そんな人は、必ずまた近づいてくるからご用心」と話すと。

「もう、近づいてきている」と・・

老いることは孤独の時間を楽しみ独りで帰る準備の時間でもあるようだ。

管理者も多くのものを

祖母からいただいただろう。

肉親に言葉を残していくことは大事な知恵を授けることであり、

艱難辛苦の人生こそ

形のない大きな財産を残していくことができるように思えてくる。