高齢者住宅を有効に使い、家族の縁を深めるコミュニケーション強化

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シンフォニー高齢者住宅では、

定期的に子供さんが親孝行で訪れお泊りになる方や

ご家族希望で介護に来られる方など、

自由に選択をしていただき、

暮らしの形態は個別で少しずつ変わってきております。

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また、正月はご家族と外泊される方や

遠方の家族様にお越しいただき

シンフォニーで過ごされ、

もちろん食事もご一緒です。

お母様が暮らしている部屋でゆったりと

正月を迎える方等様々です。

早い方は本日よりお泊りに出かける人もおり、

昨日より

『味見です。お味はいかがですか・・』と

手づくりの黒豆と

昆布巻きを食していただき

『あらーおいしいーねー』

『やわらかいわー』との声にほっとさせていただいたり、

洋風時には残される方にお聞きすると

『自分は昔の人間だから。今のものより白いご飯がいい』と

とくに男性軍は、

奥様の手料理を思い出されるような料理を希望される方がいらっしゃいます。

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洋風に満面の笑顔で喜ばれる方、

和風がお好きな方には、

お茶碗でご飯を用意させていただき

和風の別メニューもなるべく入れるように心がけています。

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昨日夜のメニューは、

ごはん

生姜入りたちの味噌汁

昆布巻き

大根の千枚漬け

ながいものすりおろし

サラダ

バナナ・みかんの付け合せでした。

ごはんの食をそそう『味味噌』には、

職員のほうが

『施設長これ売ってください』とまじめな顔です。

つくり方を伝授し『家族につくってあげてね』と思わぬところで口伝え講習会となりました。

日本の食事には、

親から代々引き継がれた日本人ならではの好みの味があるのでしょう。

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独り立ちした子供は

親の手料理が恋しくなり親の元へ戻り

スーパーのお惣菜で育った子は

スーパーへ戻ると以前笑い話のように教育関係で聴いたことがあります。

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料理を食していただく様子をアセスメントすることで

その人ならではの今までの暮らしが見え

個別の支援が必要なことを食から教えられます。