いつもと違う環境時には優しい見守りが必要となります。

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(デイサービスⅢ号館昼食)

祖父

自分が小学3年生の頃です。

置戸町 境野に住んでいた無口な祖父は、

列車を乗り継いで来た

娘や孫の来所に喜び

ニコニコと穏やかな顔で迎えてくれましたが、

いつしか姿が見えません。

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しばらくすると

飴の袋を提げて帰ってきました。

一歩一歩、

昔の思い出を道連れに

山を降り駅前の店まで行ってくれたのでしょう。

母親の『じいちゃん飴食べさせたくてわざわざ買いに行ってくれたんだね』と

笑顔で話した奥から湧き上がる表情が忘れられません。

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デイサービス五号館

(全身を使いうどんつくりに挑戦していただけました)

(全デイサービス365日デイ・延長・短縮・お泊り支援中です)

***正月は見守りが大事ですね***

認知症が進行してても久しぶりに会う人には

短時間の場合、

しゃっきり・すっきり、お話をいただき、

『まったく変わりがない』と安心する場面もありますが、

正月気分で周りが忙しく動いているときには、

子供が小さいときの自分に戻り

『なにかつくって食べさせよう』と親ならではの思いから、

スーパーをめがけ反対方向にでかけてしまうことがあります。

いつもと違う環境時こそ

行方不明にならぬよう

少しのおもいやりが必要な時期となります。

外出した本人ならではの“理由”があります。

発見時には叱らないでください。

『よかった。心配したよ!」で十分、感性が研ぎ澄まされている認知症の人には伝わります。