認知症の進行と判断する前に既往歴・現病を把握しよう!

認知症を患いながらも

血糖のコントロールが不安定な人の場合、

現場では、

妄想、不穏、怒り・倦怠感・眠気など

気分の変化は、

低血糖前の兆候(せん妄)で現れてくるときがあります。

『認知症の進行だから』と一方的に判断せず、

既往歴・現病を把握し、

血糖コントロールに異常がないか、

低血糖になると血圧の上昇や心臓への負担が高く

強い倦怠感が現れ身体へのダメージが強く残り

危険な状態に陥ることがあります。

介護の場においても、

最終の食事摂取時間から

次の食事まで時間が離れている場合や、

食事量の把握、

また、

食事前に出されている服薬は

何の為の服薬なのか

●その人の服薬内容を知り

せん妄・震え・冷や汗などの変化がある場合、

現場の介護さんは報告・連絡・相談を忘れず

そのような状態が出現した場合、

介護現場から医療へ

◆いつ・どこで・どのような変化が起きたのか

◆いつものバイタルと様子はどのように違うのか

報告内容をまとめ、

早めの受診が必要であり、

安定後も、

食前・食後の見守りも必要となってきますね。

★★★

当事業所内でも新人さん等の遅番・夜勤者は、

区別したファイル熟知と、

救急対応&AED、救急車手配を特訓中です。