在宅介護者からのSOSは勇気をもって早めに出しましょう。

日常の生活の中には

大きなテレビの音、

食器の洗う音、

職員の都合で呼び合う声、

スリッパのバタバタという音

施設にいる高齢者は、耳が遠いからと大きな声で

『おはようございます!』と、

今までの雰囲気が壊れるような音、

いつも鳴っているBJM

考え事でいっぱいの中にあっては

音・音・音・・・が頭に刺さり

頭が重たくなるほどの圧が高まるのです。

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お元気な人でも

『困ったなー。どうしよう!』と悩んでいるときに

追い討ちをかけるように次々と

悩む事が増すと

つい

『どうなっているの!しっかりしなさい』と

言葉も厳しく

冷静な対応が出来なくなるものです。

しかし、

認知症を患っても

その場に共に参加(意識も)し、

つくり上げていく中での声であれば

納得し前後の空気も読めるのです。

でも、その時間は限られており、

また、頭のなかには悶々としたものが生まれてきます。

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(一人で出られない人こそ外に出ていただきましょう)

グループホームでは、

職員等にはストレス解消と

ご利用者には脳を休めることを目的に

朝の体操の最後の時間、

心を整える時間(マインドフルネス)を

管理者、高橋が中心となり支援をさせていただいています。

全員がOKではありません。

記録から心身の分析を来月の運営推進会議で発表できるかと思います。

認知症の人への介護は、まだまだ荒れ地で未開拓であります。

まだ、これだと断定できていないからこそ

ああなのか、

こうなのかとえ、

チャレンジできるのですね。

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(デイから帰宅後の安定支援です。

ケアマネ・家族・医療・介護が連携です。)

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◆◆

荒れ地が歩きやすく体に優しい道となり

そこに花々が咲きほこると

どのような病気の人にとっても別天地となるでしょう。

認知症という病気は、

荒地を開拓する為に使わされた

尊い人々のようだとも自分は思います。

***

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(夕食)

◆◆◆在宅介護者の皆様へ◆◆◆

在宅においては

介護者はSOSを早めに出しましょう。

介護保険利用中であれば、送迎時でも忙しそうと遠慮せず、

まず『話を聞いてほしいんです。』と勇気をもって強く訴えましょう。

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●●●地域連携●●●

町内でも話を聞いた人は、

そのままにせず必ず関係機関と連携をいたしましょう。

・町内会長さん

・民生委員さん

・役所・地域包括支援センター

・近くにある介護事業所

・いつも近所に来る介護事業所の人

(ケアマネージャー)

・高齢者住宅生活相談員

*

優しい窓口であっても

役場等への窓口の敷居は高いものです。

*

そこへ出かけていくまでには、

家族は

相当の勇気をもって訪れている事を知りましょう。

動き出した介護者の訴えは限界に近いのだと知りましょう。

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また、相談から受けた専門機関の人々は

期間を置きすぎず、

評価・分析しながら次の手を考え動きましょう。

そう簡単ではありませんが、

その動く過程のプロセスが重要と考えます。