畏れおおくも
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天皇陛下のお言葉
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デイサービスも
グループホームも
シンフォニーも
天皇陛下のお言葉を聴かせていただこうと
皆さんが
テレビの前に結集いたしました。
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まるで戦争の終結を告げたときは、
このような面持ちだったのかと思わせるほどの、
緊張感で、
近寄りがたい雰囲気が漂い
背筋を伸ばし、
顔はりりしく毅然とした表情で
お言葉を頂戴しようと早くから心の準備に入っておられました。
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天皇陛下の国民を尊重され、
国民に理解を求めたいとのお気持ちは、
これからの日本国のあり方と、
すでに突入している超高齢社会への国民へ、
地域で共に暮らすことへの気づきを促していただいたようにも、
畏れ多くも自分ながらに感じさせていただきました。
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国民の年齢が高齢となった今、
高齢者への理解
認知症の人への理解
障がい者への理解、
そして
『これから生まれてきていいんだよ
安心してね!』という
誕生できる地域の環境、
また、
一人で何役も背負う次世代への思いやりが必須であり、
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ゆとり教育から今や学習量が増した教育の中においては、
認知症や高齢者への理解を得られる時間の捻出は
どの学校も困難な状況であり、
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小・中・高等の保健教育等の中に、
年齢にあわせた
子供の健康に関する資質向上と共に
高齢者の理解
認知症の理解
障がいをもつ人への理解
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老人クラブや集会所等では
高齢者自身が学ぶ地域への理解等、
互いが学ぶ機会が必要となっており、
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地域の人達と共にケアスタッフが
地域の体制を整えていく事が求められます。
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地域の社会資源が整うと生活環境が整い、
誰もが暮らしやすい地域がそこに生まれます。
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認知症サポーター養成の多くは何度も心配で足運ぶ
高齢者が多い中、
新たな
切り口が必要とも思います。
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高齢者が多くなる事も
施設が足りなくなる事も
早くから理解していたことであり、
その都度変容しながら進んできましたが
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天皇陛下のお考えは、
随分早くから国民を第一とお考えになり、
考えを幾重にも重ね
国民への理解を求めていただいたように受け取らせていただきました。
天皇陛下のお言葉から
多くの方向性を示す場面があるようにも気づかせていただきました。