犯罪の陰に認知症があるのか?
高齢化する犯罪
地域での交流の不足など
地域環境の悪化は
高齢者の犯罪増加へと関係があるようにも思えて来ます。
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要介護になる前の
心身の影響変化をいかに把握するか、
アルコールからくる認知症もあり、
長年のアルコール飲酒からのダメージは
前頭葉にくると精神科医です。
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アルコールからくる認知症の人は、
他者からの刺激に対し
我慢することができず、
少しの刺激からエスカレートしてしまう事がありました。
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しかし、
認知症のグループホームで
その環境を整えることで
在宅介護者であった妻への優しい言葉かけや
家族への思いやりの言葉など
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決して満点の介護ではありませんでしたが、
スタッフは試行錯誤の日々から、
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ご本人もゆったりと自室で過ごされたり
場所が決まった(ここが大事です)ソファで
穏やかな表情で横になるなど
最期はゆったりと
眠るようにホームで協力医師の力をいただき
看取りをさせていただきました。
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在宅では
長年の
アルコールからくる認知症とは知らず
対応困難に陥っている家族の姿が浮かんできます。
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アルコールからくる認知症は、
全てではないですが
一番身近な同居者への暴言暴力もあり、
一日も早く
受診をすることが必要と
昨日の76歳の札幌のニュースから思います。
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暴力があるうちは
安定期ではないので施設やデイサービス利用は、
どこも困難となります。
早めの精神科受診が必要で、
良き方向へ行く近道となります。
家族様の力が最も大事です。
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まず、
地域の民生委員さんや
地域包括支援センター、
保健所の保健師さんへの相談など
訪ねてみることも大事です。
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地域で交流する場があること、
地域で誰かの役に立つ事、
役割があることで前に生きる力となります。
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男性を地域へお誘いするには、
定年後、あまり時間をおかず
地域へのデビューができる支援が必要です。
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以前、
『挨拶が最も大事です』と、
元、北見警察署の課長さんのお話でしたが、
挨拶から、万引き防止になることや
地域で『お元気ですか○○さん』と名前を呼ばれる事で、
自分と言う存在を再確認する事ができますね。
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北見警察署の働きは素晴らしく、
認知症の人の捜索模擬訓練は数知れず、
同時に、
市民への行方不明時の連絡方法のロールプレイや
(演じていただき見て学ぶ)
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認知症の人の対応も
ご家族から『警察へ行くと出て行った』と
困惑した通報があっても
『いいですよ。こちらへ来てもらってもいいんです」と
ご家族が、ほっとできる対応をしていただいています。
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現場のご苦労から、
着実に成果が出ているのですね。
ありがたいことです。
地域は、ネットワークフル動員の支えが必要です。