ラジオの放送とナビ

早朝から3時間ほどの運転を

ナビを頼りに

少々緊張しながらの旅となったが、

偶然入ったラジオの朗読に吸い付く時間となった。

3時には用事も終了したが

いつまでもラジオの内容が蘇り

どこのラジオなのか、

題名は『あおいきしべ」までは残ったが

誰の作か、

妙に気になり夜の9時過ぎ、やっと探し出す事ができた。

それほど自分にとっては気になる興味を持つ内容であったからだ。

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●判明●

作者は

『蒼い岸辺にて』という朱川 湊人氏の作であった。

放送は、確かにコマーシャルは入らずNHKの遠藤亮氏の朗読だった。

●内容は

『生きていてもしかたがない。自分なんて・・』と20歳で自殺をした女性が、

三途の川で待ち受けていた死者を世話する男のとのやりとりで、

『寿命前か!やっかいな者が来た!』と投げ捨てるように、

寿命を全うせず自ら命を絶つ自殺は、あの世でもやっかいな扱いをされるものであった。

川を渡る前には魂離れという儀式があり

生存していたら起こるべき希望や出来事の入った未来の卵を始末をしなければならなという。

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〈五号館・食欲のない方もバッチリ)

命を絶った20歳の女性は、

自分の姿かたちも卑下し、

未来など遠く、

自分が死んでも悲しむ者などないと思っていたが、

未来の卵には、

女性が思いもよらないこれからの友人や

職への期待と成功、

結婚や再婚など希望が次々とあることを知る。

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(グループホーム夕食より)

●●●

しかし、

その卵は、あくまで卵であり努力をすることが必要だとも

〈うーん。死なずとも今ある環境を最大限に努力し活かすことなのか)

●●●

『生きるも自由、死ぬのも自由だが生きている方がおもしろい!』と。

三途の川を渡るボートも動きだし、

20歳の女性は未来の卵を知り、

何とかこの世に戻りたいと必死で男に頼みこんだ!

もう魂が離れる寸前でぎりぎりのところで魂がつながっていたのは、

病室で両親や友人等が泣きながら祈っていたおかげであった。

男は、寿命前の女性に最初から粗暴な言い方でだったが

違反をしてまで三途の川からボートを戻した。

◆◆◆

・・・・『蒼い岸辺にて』放送より・・・・

記憶から上手な伝え方ではないが、

ラジオの放送が終わっても頭の中で男のことばが堂々巡りし、

『自殺をするとな、あの世へいっても末席なんだ!』と言う

幼い時に聞いた祖母の声と重なった。

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自ら命を絶つことは避けること、

死にたいと思うことは誰でも1度や2度はあるが、

実際に行動に移すと、

いくつ命があっても足りない。

苦しみの真っ只中にいる時は一生続くような気がするが

自分の過去を思い出しても

『なんであのとき、あんなに苦しんだのだろう』と思うことが多い。

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今、死ぬほど苦しくても、一生は続かない事・・

あせることはなく、

死はその人にあたわった寿命として必ず嫌でもくること、

また、

放送から

人を苦しめるとその何倍も自らの魂に刻みこまれ

三途の川のボートも沈没しそうな気がしてきた。

命は一つしかなく代わりはないのだから大事にしよう・・と思った。

・・・

朗読は素晴らしい脳活性だ!

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