北見消防組合職員の人命を尊重する熱い思いが職員・地域住民にしっか りと伝わりました。(運営推進会議から)
昨日の運営推進会議から
利用者、家族、職員、地域の方々、地域の事業所包括支援センターの皆さんが集まり、運営推進会議が行われました。
特別研修の北見消防組合の頼もしい青年2名の指導は、人命を守るという厳しさと人生の中の大事な家族の思いでの品々を失うことの無念さを心で訴えていただきました。
シーツを掛け布団に見立てた寝たきりの人の移動方法や、
男性用ショルダーバックを使用した移動方法、
敷き布団に取っ手をつけ、介護者の膝に頭が来るように乗せ階段を一段ずつ降ろす方法に、
火災ばかりではなく地震などの災害時にも通用する事に住民、地域事業所の方々も真剣に見入っておりました。
避難した利用者が混乱から再度、火の中に飛び込んでいく事や徘徊から守る声かけ、
防火のカーテンと非防火カーテンの燃え上がりの映像、クラクションやサイレンを利用した地域への緊急伝達方法、
夜間熟睡しているときの火災データーからの多さから、火災警報機の威力によって一般家庭においても十分発揮できること、
命を守る火災警報機が3000円程度の安価なこと、北見市における一般家庭において普及が遅れていること、
参加した方々からは、身近な物の利用から家庭においても十分に救出が出来ることや不燃性カーテンの威力や、
ホームと地域における連携が重要な事等、長崎や群馬県、北海道のグループホーム、老人ホームの火災映像と現場の連絡方法の甘さなど、私達関係者も襟を正して聞かせていただきました。
グループホームばかりではなく、地域においてスタッフが地域住民を助けることが出来ることなど互いに超高齢社会を支え合うことの大事さも学びました。
また、事業所は気軽にホームへ出入りをしていただけるようなホーム自身の働きかけの大事さ、
連合町内会長や民生委員、北見認知症の人と家族の会事務局長や地域ボランテイアの皆さん達からも、
自分達の出来ることの確認や普段からホームに出かけ、どの人がどこにいるのか、避難口はどこなのか知り得ることが大事だと積極的にご発言をいただきました。
包括支援センターセンター長のお話や修了後は、顔見知りになった運営推進委員の皆さんからの歌や
エーデルワイスへ出入りをしていただいている間に更に磨きをかけ笑いの先生になったMさんの音頭で、すっきりと大笑いで終了する事ができました。
消防組合の皆さん、運営推進会議へご参加いただいた皆さん、お忙しい中誠にありがとうございました。