通所利用者Kさんの最後の日

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「この食事が人生において最後になるかも知れない」後悔のしない食事の提供を・・と、

 

 

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いつも、いつもお題目のように5年間言いつづけて来た言葉があります。

 

 

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連休の初日、再度人生の最終章の一日を預からせていただく私達には常にその気持ちを忘れてはいけないと思わせていただく場面をいただきました。

 

 

 

 

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先日の30日、通所にいつもと変わらず通われていたKさん、

 

 

 

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通所始めは困難だった入浴も、Kさんならではへの言葉かけやタイミングの工夫で、その日も気分良く入浴され、

 

 

 

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食事も美味しいと言って召し上がっていただき、車いすの方には、”大事にね、気をつけてね”・・と、思いやりの言葉を発していただいておりました。

 

 

 

 

 

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血圧・脈・体温も異常なく笑顔で帰っていただきましたが、翌日には心不全でお亡くなりになりました。

 

 

 

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通所に記載されているバイタルや食事内容、その日の状況、言葉、個別リハビリ、特別な表情の写真、ケアプラン課題からの家族様に届ける連絡から、

 

 

 

 

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デイサービスにおいて、何が実施され、どのような表情でどのような他者とのコミュニケーションだったのか、家族様にも日々のお便り交換ノートから理解していただける場面となっていたようです。

 

 

 

 

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Kさんが頑として「施設には行かん、ここにいる」と自宅で最後まで生ききることを見守り、支援する体制を家族様と共に見守らせていただいた事に感謝を申し上げたい思いでいっぱいです。

 

 

 

 

 

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”Kさん、住み慣れた自宅で最後まで暮らすことができて良かったね。

 

デイでは家族への感謝の言葉もたくさん言っていましたよね。

 

その大事な言葉も届けさせていただきましたよ。

 

人生の先輩から生きると言うことの大切さ、たくさん教えていただきました・・・

 

Kさんの人生に少しでもご縁がありましたこと本当に嬉しくおもいます。

 

ありがとうございました。

 

合掌

 

 

 

 

 

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