真民さん

うれしいこと、

悩むこと

困ったこと、

この日々の繰り返しが生きている証拠なのだろう。

とくに悩む日には、

素直な自分を取り戻すのは

自分にとっては1冊の本である。

*

しかし、人生の中でも手にして読む本は限りがあり

自分の根っこを正位置に戻そうと

手にする1冊の本には

あれやこれやと悩んだ紆余曲折の迷路から

やっと光が差し込む1本道へたどろうとさせる力がある。

自分という自分と対峙し評価するのは至難の業だ。

*

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(目線が変わると先輩から多くの教えをいただく)

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坂村真民さんの詩

二度とない人生だから

一輪の花にも

無限の愛を

そそいいでいこう

一羽の鳥の声にも

無心の耳を

かたむけていこう

*

二度とない人生だから

つゆくさの つゆにも

めぐりあいのふしぎを思い

足をとどめてみつめてゆこう

*

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*

二度とない人生だから

のぼる日しずむ日

まるい月かけてゆく月

四季それぞれの

星々の光にふれて

わがこころを

あらいきよめてゆこう

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一道を行くより