認知症とともに生きる希望宣言
認知症になった人々からの宣言です。
一足先に認知症になった私たちからすべての人たちへ
自分自身がとらわれている常識の殻を破り、前を向いて歩いていきます。
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『認知症になったらおしまい』ではなく、よりよく生きている可能性を私たちは無
数に持っています。
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起きている変化から目をそらさず、認知症に向き合いながら
自分なりに考え、いいひと時、いい一日、いい人生を生きていきます。
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私たちは、認知症とともに暮らしています。
日々、いろんなことが起き、不安や心配はつきませんが、
いろいろな可能性があることも見えてきました。
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一度きりしかない自分の人生をあきらめないで
希望をもって自分らしく暮らし続けたい。
次に進む人たちが、暗いトンネルに迷い込まずにもっと楽に、
いい人生を送ってほしい。
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私たちは、自分たちの体験と意志をもとに
『認知症とともに生きる希望宣言』をします。
この宣言をスタートに、自分も希望を持つて暮らしていこうという人、
そして、よりよい社会を一緒につくっていこうという
人の輪が広がることを願っています。
抜粋
一般社団法人 認知症本人ワーキンググループ
代表理事 藤田 和子