★考え方の視点を変えると大きな視野から見ることができました。反省 を込めて★

 一般的に今の時代、物事の考えは、まず自分を中心として考え、次に自分を中心とした周りの影響力の考えと・・・行っておりますが、今、その結果この地球は大変な状態になっていますね。・・・
今までの自分も含めて物事の考えを改めなければ、地球の生物が日毎に
消滅していくように、介護の世界もお年寄りが増える状況なのに若い世代の介護者が減っていくという反比例の状態になりつつあるのではないでしょうか。

 私自身、グループホームの地域ブロック会長として経営に四苦八苦されて
いる経営者を見ると何とかグループホームを優遇にと考えますが、グループホームのみならず、介護を担う若い世代の報酬体系そのものが長期で支えることの出来る体系つくりのシステムの構築が、この介護保険という保険制度の中に
おいて急務で行う必要があるのではと思います。

 この日本全体の福祉・医療関係者が一つになり、直接交渉することの必要性が、滅び行く地球から学びとる事の出来る考えではないでしょうか。
 地球が滅びる前に、それぞれの国の人達が大きな人としての考え方を持つことが、この地球の危機をも回避することに繋がるような気がいたします。
 なぜ、この時代にアメリカのオバマ政見が成立したのか・・・

 古い習慣などのしがらみにこだわって、その場しのぎに終止していることは早川先生の「塾」から引用すると、「因循姑息」と言う言葉を学習させていただきました。
その場しのぎではない、長期を見通した対策が全てにおいて必要な事だと思います。
 報酬改定案は、この北海道の片田舎からも介護者同士が集まり発信する事もできるのではないのか・・・
これからの日本を思うときに、同じ福祉系で取り合いをしていて良いのか等、一つのことから、たくさんの思うところがあります。

 オバマ氏が2009年1月20日就任式での演説から、早川先生がまとめたものを「塾」でいただきましたのでご紹介いたします。

1.危機への決意
◎我々が危機の最中にいることは、現在では明白である。一部の者の強欲と
無責任の結果であるだけでなく、厳しい決断をすることなく、国家を新しい
時代に適合させそこなった我々全員の失敗の結果である。

◎我々が直面している試練は本物である。試練は深刻で数多い。試練は容易に、又は短い時間で対処出来るものではない。
しかし、米国よ!わかってほしい。これからの試練は対処されるだろう。

国家の偉大さ
◎我々の忍耐に富んだ精神を再確認し、より良い歴史を選び、貴重な才能と
世代から世代へと引き継がれてきた”尊い考え”というのは、全ての人は平等で
自由で、あらゆる手段により幸福を追求する機会を与えらると言う、神からの約束の事である。

◎我々は、偉大さが決して与えられたものではないこと、それは勝ち取らなければならないこと。我々の旅には、仕事より娯楽を好み、富と名声の喜びだけを望むような、臆病者のための道筋はなかった。むしろ、我々の旅は、危機に立ち向かう者、仕事をする者、創造をしようとする者のあつまりのためのものだった。

★米国民に向けて発信された言葉ではありますが、日本の一人一人に置き換えて考えることが充分出来ることでもあります。
残念ながら日本にはオバマ氏はいませんが・・・
 しかし!高齢者も若い世代も、国民一人一人のまとまりは大きな力となって政党を超えた日本人魂の結束が、この日本を大きく変える事が出来るのではないでしょうか。
 この福祉という世界に希望がもてるように働きかける事が、われわれの世代の使命であり、後世に引き継ぐことのできる福祉にしなければならず、これから
日本以上に強力なスピードで超高齢化社会を目の当たりにしている中国への
発信にも繋がるのです。
日本だけのことではなく世界も含めた地球規模で考える福祉が必要なのだと思います。

 愚痴はそろそろ辞めて課題に変身させ、後世に羞じない時代を造り上げなければ非常な日本になってしまいます。いや、日本という国の存在すら危ぶまれるかも知れません。
 今日は、私自身の報酬単価改定に関する反省を込めて大きな視点から考えさせていただきました。

                               施設長