認知症の人が徘徊する原因を考えてみましょう

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〜認知症の人が徘徊する原因を考えてみましょうか〜
今日は一日、認知症の人が夜間徘徊し地域で暮らすことが困難になった事で
相談を受けました。
徘徊の人、その人だけを見ていても解決に至ることが困難な事があります。
なぜ徘徊をするのだろう。・・・
・身体的要因
・精神的要因
・環境的要因があります。
その人だけを見るのではなく、大きな視点からの原因を抽出していくことも大事なことです。
地域の連携が大事と言いながらも実際に相談を受けている民生委員さんや町内会長さんの労力は相当なもので疲労困憊している皆さんが多くなっていることも事実です。
苦情ばかりが届く包括支援センターの皆さんも、やり場のない思いにとらわれてしまいます。
認知症診断と同じように、早期にチームで連携をする事が重要であり問題を後回しにすると緊急性が増した状態での支援となり周りの疲労度もピークに達します。
初回の関わりが重要であることを私達プロは自分も含めてもう一度考えていく事が大事と思います。
早め早めのケアの導入を互いに心がけていくことで在宅ケアの継続につながる
事も多くあるのも事実です。
どんな状況になっても解決方法は必ずある事を信じてポジティブに考えていきましょう。

★今日はひなまつりです。
男性の皆さんは、半天を着て意気揚々と餅をついてくれました。
半天には力があります。
きりっと、ねじりはちまきをすると気が充実するのでしょうか・・・!
昔ながらの馴染みの力が息づくのでしょうね。
女性軍は、ついた餅で桜餅をつくりました。
みんなで楽しくつくる桜餅に連帯感が生まれ、笑顔の中で食する事が
できました。
★エーデルワイスの中は花盛りです。
湿度が50〜60%に保たれているため花も喜んでいます。
花が育つ環境は人も過ごしやすい環境です。

            施設長