デイサービスの親分、子分の関係から今日も楽しい一日が

認知症対応型デイサービスでは男性の場合、暗黙のうちに親分・子分と、ご利用者自身が互いに関係性をもち上手くいく場合があります。若年生で勤務中は生活のことを考え病名を名乗ることができなかった、ご利用者はトラブルが多かった若い男性に対して強く攻撃的な場面が多くありました。

どのような場面になっても否定する事のない介護を提供してきた桜井リーダーは、やっと1年がかりで信頼をいただいた頃、見た目60代の(現80代)男性の利用が始まるとさらに若年生の利用者は落ち着きを取り戻し何と見た目60代のご利用者に親分、親分と、まるで仁義の世界にいるような世界を共につくりだしたのです。

そのまた、子分にしていただいた桜井リーダーは男性3人の仲の良い三角関係を築き、塾長から教えていただいた男性ホルモンがなせる技をまざまざと実証させていただく場面をいただきました。

ちなみに高齢になり、生活の中の激しさが減少し穏やかになったという男性は介護が上手くいったのではなく、男性ホルモンが中和されたと言う事も考えられると言う意見でした。女性ホルモンについては次の機会にご報告します。

男性は、社会の中で生きてきた証なのか、それぞれの役割を理解し親分は親分らしく振る舞う事で満たされ「自分はついていきますから」と従う子分は子分らしく振る舞うことで満たされる社会的な係わりを体験しているのです。

いずれにしても心豊かな満足な時間が訪れ、それをにこやかに大人の目でみている女性軍も一枚上手と思わせていただく場面でした。

施設長