デンマーク2.と二宮尊徳の言葉

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デンマークにおいても過去には、この認知症という病気を知られたくないという思いの人が大多数であったという。

 

今、日本においても「自分は認知症になったんですよ」と、

 

「普通に胃が悪くなったんですよ」と同じように少しずつ普通に会話に出てくる病気となってきているが、小さな町ではまだまだ偏見が多い。

 

 

 

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また、学べば学ほど「認知症にだけはなりたくないという」高齢者が多くなっているのも事実であり、国民に、より良い周知を展開する上でも、

 

 

優先順位を大事に予算のカットはしばらく避けていただきたいものである。

 

 

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デンマークも日本も互いに高齢者と認知症患者が増してくることは理解している。

 

経済大国と呼ばれている日本において、

 

また医学的に認知症の解明に寄与している学者が多い日本において、

 

安心材料をどんどん国民につぎ込んでいただきたいものである。

 

 

 

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童話作家、アンデルセンは貧しい靴屋の息子として生まれ、マッチ売りの少女と同様にアンデルセンも幼いときから仕事を手伝っていた。

 

 

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働く大切さ、自分で生きると言うことは子供の頃から日本と同様早くに身についていたようである。

 

しかし、今日本の貧困率は世界5位と言われている。

 

日本は経済大国でありながら、高貧困率である。

 

 

 

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又、デンマークの農業は自給率が300%と言われている。

 

日本は、自給率が低いにもかかわらず休耕田が多いのが事実。

 

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農(のう)は国の本(もと)なり

古(いにし)へより国本(こくほん)たる農業盛んなる時(とき)は国豊富にして、

 

仁義礼儀行われ、四民(しみん)各々(おのおの)その生を楽しめり。

 

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この業(ぎょう)衰(おとろ)ふ(う)る時は国衰貧(くにすいひん)して災害起こり、

 

四民手足(しみんしゅそく)を措(お)く処(ところ)なく敗亡(はいぼう)を免(まぬ か)れず、

 

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天下国家(てんかこっか)の治乱盛衰(ちらんせいすい)は多端(たたん)なるが如(ごと)しと雖(いえど)も、

 

要するに本糧(ほんりょう)の盛衰(せいすい)に由(よ)らざるはなし。

 

                          (報徳論)

 

 

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「農は国の本なり」とは、瑞穂の国日本において古来語り継がれてきたものです。

 

ところが科学文明の発達にともない、工業国日本はその復興の道を辿り今日の発展にいたっておりますが、食料自給自足率

 

が4割を切るに及び、今こそ考慮すべき時期の到来です。

 

引用文献 二宮尊徳のことば  素読用  明徳出版社