世界アルツハイマ―デーと現場の高齢者認知症状況から
T様~先日、自施設研修したロック法で移乗介助対応に足に力入れてくれる面あり。
安心感あり。曲げ伸ばし訓練実施に笑顔。「痛くないよ。出来るよ。。」と
終了後に拍手で一緒に喜ぶと「ありがとうね(^▽^)/」達成感ありました。
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S様~一緒に歩行訓練行いました。
食堂からトイレまで一緒に「1.21.2」と声掛けに合わせて下さり実施。
「ありがとう。歩けるないと困るね💦」と話される。
幻聴から不穏になりましたが16:05ロナセンテープ後は、落ち着かれて今は就寝しています。。
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S様~トイレ誘導時、屈伸訓練・歩行・立位保持実施。
立位保持は10秒行い、拍手に「頑張れた。やったね。」との言葉に
「あなたのお陰。ありがタンタントン。」とタッチで笑顔。
現場報告より
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今、介護現場では認知症の進行からの幻聴、
その幻聴から不穏(大声・多動)になる方に
脳内の神経伝達物質を整えるテープがとても効果があり、
本人も好きなことに集中できるまでになり
介護者の疲弊も少なくありがたく思うお薬であります。
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ある男性は、デイサービスにおいても穏やかに参加され周りの女性軍から
『おとなしいもねー』『よけいなことはいわない男らしいわー^^』と。
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これは、統合失調症に使われるお薬のようですが、
高齢になって四大認知症にも当てはまらず、
お若い頃に統合失調症に罹患された既往も無い
認知症高齢者が現場では多くなっており、
まだ解明はされていない多くの認知症の一つでもあるようにも介護現場から思います。
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大事なのは、専門医との信頼関係の構築で疲弊する介護現場の人の救済から
改善された時には責任をもって
お部屋を空けて待たせていただくと言う関係性がとても大事だと思われます。
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地域で暮らす認知症のご家族様等は、なかなか精神科受診は
敷居が高く感じることがあるかもしれませんが、
遠回りをしているうちに
介護する一家が疲弊をされる場面を多くみさせていただきました。
本人も家族もダメージが強く出ないうちに早めの専門医受診が必要と現場から思います。
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一番苦しいのは病気で苦しむ本人であります。
退院後、懐かしのメロディーに親しみ、
こちらからの『○○さん、宜しくお願いします』と手を差し伸べると
『こちらこそよろしくおねがいします』と
穏やかに握手をしていただきました。
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ご自分ではどうすることもできない病気の真っ只中においては、
認知症になっても自分らしく生きる支援を周りの人等が
すすめる事も必要と考えます。
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認知症と診断された時から、
どのように生きるのかを自分の意思で考える事が出来るうちに
残してくことも最も大事であります。
9月、世界アルツハイマーデーからお伝えするご縁に感謝させていただきます。
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【お知らせ】
認知症疾患医療連携研修会
1 日 時 令和3年10月8日(金)18:00~20:00
(受付17:30~)
2 場 所 北見赤十字病院 北館3階 大会議室
3 テーマ 『VR認知症体験会』
4 対象者 医療・介護・福祉・保健関係者(定員50名)
5 参加費 1,000円
6 申込み 北見赤十字病院 精神保健対策室 FAX 0157-22-3339
締め切り 9月17日(金)
7 問合先 北見赤十字病院 精神保健対策室
電話0157-24-3115(代表)
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認知症の体験を自ら体得することで理解がより深まります。
認知症と診断されたお父様・お母様の気持ちになる早道かもしれません。