未知の世界
法華経
植木 雅俊さんの現代語訳は、
幼いころから祖母と四季折々に出かけていた寺での
意味が不明なお経を
どのような意味があるのだろう・・?と、
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良く意味が分からぬまま、
今もそうであるが、
周りの様子を伺いながら手を合わせていた記憶があり、
旅先などで、
気ままに寺へいき求めてもどこにも見当たらなかったが、
放送から
つい先日、
サンスクリット原典現代語訳をご褒美のように注文から手にすることができた。
とても理解がしやすく
何度でも未知の世界へ入ることができる。
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植木雅俊さんが登場した100分名著の「日蓮」も、
人となりが良く理解でき
あまりにやわらかなイメージの俳優さんが登場したが、
そこまでではなくても
イメージがガラリと変わった。
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女性は法華経以外の、
ある経典には地獄の使いだと定められているものもあるとあり、
そうか、
女性蔑視は、
古くはそのような経典からの影響も加味していたのかと考える事ができる。
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また、自己との対決が強く伝わり、
「人間はいかに生きるべきか」
限りある命の中で
どのように生くことが大切なのかを問われているようでもある。
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なんとなく宮沢賢治の
「アメニモマケズ」の詩のフレーズが浮かんでくる。
思うこと
考えること
悩むことは、
これからの生き抜くべき方向を探ることでもある。
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また、生きている時は「生」の仏であり
亡くなられたときには「死の仏」となり、
あの世も、この世も分断されたものではなく、
生も死も一つのつながりだとも。
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未知という言葉から
現代は未知の世界からのコロナウイルスで翻弄されているが、
今こそ
精神力を鍛え
何を考え
何を求めるのか、
力強く生き抜くチャンスの時でもあると考える。