洪水災害現場訓練から考える事

先日より水害訓練を想定した事前学習にグループホーム全体が挑んでいる。

ハザードマップの見方や事業所の確認、

インターネットによる水位の確認方法から

昨日は、

洪水となった際の避難訓練をグループホームご利用者と職員で行った。

 

オホーツクにコロナ感染増があっても、

せっかくの外部評価から全職員が取り組んだ

最後の総まとめの時期を逸することとならない為にあえて実施。

 

 

 

 

管理者からの報告

感染防止対策を徹底し最少人数で、

①技専入口まで車椅子・徒歩での移動時間を図って検証した。

 

②〇〇様にマスク着用にて、車いすへ乗ることに同意下さり、

測定すると、3分25秒。(GH、すぐ横の場所である)

②徒歩でも測定すると3分35秒だった。

 

③道のでこぼこも検証。

技専側の歩道であれば、道路のでこぼこは少なかった。

車椅子で、多少の揺れはありますが、強い物ではなかった。

 

考察

しかし、ここまではあくまでも訓練であり

道路状況も良く、

水かさが増したなかでは車いすでのピストン輸送となると

果たして大丈夫なのか。

介護現場の人等が人命を尊重する為には、

急に水かさが増すときには

無理せず

垂直避難も必要であり、

また、身体機能の不自由な方や、

介護現場のご利用者には、

事前避難をぜひとも早期の時期から必要であり、

その事業所の要介護状態により、

避難にかかる時間はまるでちがってくる。

 

 

 

 

 

以前、認知症の人に教えていただいた

留辺蘂における川の氾濫等の記録がある留辺蘂史書から

机上による災害訓練時に

『いつ避難場所が開くのか」と直接聞いたことがあったが、

 

 

大変恐縮であるが、

指示が無くても近隣の人等や要介護者等が

自主的に避難できる体制つくりも必要と考えるが、

 

 

避難先の人等の災害時における現状把握と、

全体の開設時期は同じではなく

地域によっては高齢化率も50%以上の地域もあり

変化も必要と強く感じた経緯があった。

 

 

自分等が自主判断からの避難ができる為にもホテルへの避難を優先していたが、

今までに水害の体験は一度もないが

両方の検討も必要であることの理解を得ることができた。

外部評価のおかげで、

遠のいていた視点を身近にしていただき心から感謝!

 

 

🌷

また、避難してからの認知症の人が安心できる居室(専用)をつくることも必要で、

それは、軽度認知症の人が困っている認知症の人を助ける力も持ち合わせているからで、

辺りの人への影響も最小限となり

互いが暮らしやすい避難所となるからである。

 

 

また、数年前地域の仲間等と避難先となる場所へ尋ね、

現場で親切に教えていただいたが

車いすのトイレ不足や階段昇降も人力による移動となる等

避難先への課題は随分とあった。

🌷🌷🌷

今日は、北光地区住民センターにて運営推進会議を少人数で

大きな空間で実施!

 

 

 

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