体験から学び、活かすことへと
目の前の困難が一つクリアーとなり
昨日、閉め切っていた空間も解除となった。
協力していただいたご利用者・関係者の皆様
ご家族や、
現場では、
ほぼ、介護だけで乗り切った介護職員等への感謝が募る。
(お祝のお赤飯:快復食から、立ち向かう高カロリー食、
これからは普通食へとカロリーダウンです。)
困難は
全てを原点に戻し
共に乗り切ろうとする家族とのご縁も深まり
これが
中心にいるご利用者を支え、
「助けたい!命をつなぎたい」と心から思うチームだと考える。
痛い・苦しいと言う訴えに介護職は、
その患部をさすり手を当てるが
まさに介護現場のみで乗り切ることは、
その人の苦しさ、辛さをまるごと引きうけることであり
食べられない人への工夫から、次々と口開けていただく様子や
拒否する様から
次への考えが深まってくる。
医療がどれほど進歩しても、
手には届かない医療は
介護現場においては、無心の奉仕の心が一番の便りとなり
快復の道へとつながっていることが今、ふりかえり蘇ってくる。
介護現場においての
医療の知識を学ぶことや
インターネットで調べる工夫も今では手早く導いていただける。
新型コロナウイルスにおいてのご利用者への対応は、
個々の介護現場における責任をとるトップの指示が
一番の頼りとなることが体得できた。
本日から、全て今まで通りの生活になるが
まだ、まだ悪戦苦闘している介護現場もより多くあると思えるが、
人には、生活があり
子どもを育て
仕事をし
移動する交通の中でも
受診中でも
人を介して何度でも襲ってくる現実があることを誰もが知るべきで
無念にも再び襲われた関係者らは
戦場で立ち向かってるのだと考えると
頭が下がる思いであり、
地域の皆さんのエールが一番の力となると考える。
誰が悪いわけではなく「申しわけありません」という言葉は
職員の為にも使わないようにと思っていたが
弱い子どもを産んだ母親がすまないと心から思うように
ご家族には
自然と頭が下がり真からのお詫びの言葉がでてくる。
心が折れない様に
このコロナウイルスという病気が
風邪のような対応ができるようになった折には
(手軽な治療の薬・医療関係者が入れること)
介護現場の人等の
創意工夫がどれほど大事であったかを次の世代に残しておくべきと
記録に残す大事さが身に染みた。